ウチブリvol.58にご来場頂きましてありがとうございました!今は今週の木曜日に初出演する吉祥寺スターパインズ・カフェさんのライブに向けて準備を進めております、蜂鳥あみ太です。その合間にウチブリvol.58のセットリストをアップアップ!!
■ウチブリvol.58セットリスト
1.アムステルダム
2.地下鉄の切符切り
3.セックスの虜のバラード
4.スピーク・ロウ
5.マンダレイ・ソング
6.エル・トリステ
なんと今回は非常に珍しく、というか初めての(!)ほぼ全曲男目線の曲(アムステルダムは第三者目線の曲ですが)という貴重なセットリストでございました!!シャンソンというのは娼婦にも荒くれ男にも犬にも猫にも老婆にもなれる所が素晴らしいのだと思っておりますが、偶にはこういう性別が統一されているのも良いのではないでしょうか。勿論如何なる場合も僕の性別はユニセックスですが。
さて、これはおまけでツイッターで書いた今回の曲解説を転載させて頂きます。
1.アムステルダム
これはジャック・ブレルの歌で、オランダの首都アムステルダムで暮らす娼婦達とそこへ夜な夜なやって来る荒くれ水夫達を描いた歌です。マンダレイ・ソングに続く「荒くれシリーズ第二段」2.地下鉄の切符切り
これはセルジュ・ゲンスブールのデビュー曲。仄暗い地下鉄で働く改札係の思い描く外界への憧れと自殺願望の歌です。原曲は各所にボリス・ヴィアンの影響が見受けられます。
3.セックスの虜のバラード
ベルトルト・ブレヒト、クルト・ヴァイルの戯曲「三文オペラ」より、主人公で大悪党のメッキースに夜這いをかけられて純潔を奪われそのまま結婚してしまった乞食の元締めの娘ポリーが両親から歌われる「どんな男もセックスで破滅する」という曲。
4.スピーク・ロウ
クルト・ヴァイルが曲を担当したミュージカル「ヴィーナスの恋」より。同じくヴァイルのセプテンバー・ソングと共にジャズのスタンダードにもなっている。「愛こそ金なり、時間は盗人」というフレーズがどうしても歌いたくて日本語詞を書いた曲。
5.マンダレイ・ソング
ブレヒト、ヴァイルの戯曲「ハッピーエンド」「マハゴニー市の興亡」より歓楽街マンダレーの売春宿で娼婦の順番待ちをする荒くれ男の歌。記念すべき「荒くれシリーズ第一段」
6.エル・トリステ(悲しみの男)
メキシコ人歌手のホセ・ホセさんのボレ〜ロ。全く無名の新人だったホセ・ホセさんがメキシコの音楽祭でこの曲を歌い、そのあまりに男臭く素晴らしい歌唱力で一躍スターになってしまったという。因みにシャンソンは全く関係ありません。さて、次はいよいよ今週木曜日に迫って参りました吉祥寺スターパインズ・カフェのイベント、おとがきこえる・こえがきこえるのご案内です!
今回は歌手活動と共に女優さんとしても活躍している素敵な出演者の方々と、一滴の清涼感も無い我ら蜂鳥姉妹[蜂鳥あみ太+蜂鳥すぐる(Pf伊澤知恵)]がスターパインズ・カフェを舞台に地獄の歌謡祭を繰り広げます!詳細はコチラ!!
■おとがきこえる・こえがきこえる
日時:2010年8月12日(木)18時半開場/19時開演
場所:
吉祥寺スターパインズ・カフェ (東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1)
料金:2300円+1drink
出演:みみ / yokonagai / muzica karrass / 蜂鳥姉妹(蜂鳥あみ太4号[vo],蜂鳥すぐる[vo]&伊澤知恵[pf])
※蜂鳥姉妹は19時45分からの出演予定です!
チケットのご予約・お問い合わせは
susugu.hachidori4@gmail.com迄!
スターパインズ・カフェ公式インフォメーションはコチラ!因みに蜂鳥姉妹の今後の予定はまったくの未定でございます!今世紀最大の極悪超人タッグ蜂鳥姉妹が観られるのはこの日が最後かもしれません!お時間御座いましたら是非ご来場下さいませ!!
さてさて最後はウチブリ後、ピアニストの伊澤知恵さんと記念パチリングした一枚でお別れです!

それではまた吉祥寺スターパインズで!!